スイカはダイエット向きな食材だとは意外とあまり知られていません、栄養価はβ-カロテンやリコピンなど豊富に含んでおりアンチエイジング的に以前から注目されていました。
原産はアフリカ大陸のサバク地帯であり、日本には江戸時代あたりに全国的に伝わりました。
日本名は西瓜と書きウリ科に属しており、野菜に分類されています。
世界的な収穫量は中国がおよそ80%もあり突出して多く、日本の収穫量は1位が熊本県2位が千葉県3位が山形県になります。
今回はそのスイカをダイエット面や栄養価的に紹介してみたいと思います。
スイカの栄養価はアンチエイジング効果あり
スイカの栄養素は美容成分の宝庫でもありアンチエイジング効果もありと至れり尽くせりな果物的な野菜なんです。
そのスイカの代表的な栄養素をまとめてみました。
β-カロテン
スイカには可食部100g中にβ-カロテンが830 μg 含まれていますが、そのβ-カロテンは緑黄色野菜に沢山含まれており、ニンジンやカボチャなどの緑や黄色系の野菜や果物に豊富に含んでいます。
又ビタミンAの有効成分であるレチノールによってアンチエイジング効果の期待があり美容的に良いみたいですね。
リコピン
スイカにはなんと!!😲 トマトの約1.5倍のリコピンが含まれているそうです。。
これは知らない方が多いと思いますが、そのリコピンとはβ-カロテン同様にカロテノイドの一種で抗酸化作用がビタミンEよりもはるかに優れている栄養素でもあります。
トマトが赤くなると医者が青くなる・・・
👇
スイカが赤くなると医者がもっと青くなるかもしれない・・・・
さすがβ-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化作用は凄いの一言ですね。。。
β-カロテンの抗酸化作用よりも更に強力な抗酸化作用をリコピンは持つことにより、リコピンには美肌、美白効果などのアンチエイジング効果も期待が持てますね。
因みに黄色い実のスイカは栄養的に赤い実のスイカには到底及びません、皆さんは購入する時は絶対にリコピンが豊富な赤色のスイカを購入しましょう。
シトルリン
実はシトルリンは1930年日本でスイカにより発見されたアミノ酸の一種で主な作用は血管拡張作用があります。
このシトルリンによって拡張された血管によってリコピンやβ-カロテンなどの栄養素が体中隅々まで行き届き美容や健康などの効果があるようです。
又血管が拡張する事によって手足や顔などのむくみなどにも効果が期待できます。
男性の場合は海綿体に血流量が多くなり精力増強効果があるようです。
【まとめ】スイカはダイエット向きな食材
スイカの約90%が水分でありミネラル、ビタミン類が豊富なので夏の部活動やスポーツの水分補給に適している食材であると思います。
海水浴でスイカが食べられるのはミネラル不足を予防する理由があるのかもしれませんね。
ダイエットに関してスイカは可食部100gのカロリーはたったの37kcalであり糖質量は9.1gしかありません。
GL値は5.36なのでそれほど大食いしない限りとくに心配しないでもいいのではないでしょうか。
👇GI値やGL値について👇
GI値の基準 | GL値の基準 |
55以下は低い | 0~10は低い |
56~69は普通 | 11~20は普通 |
70以上は高い | 21以上は高い |
👇糖質量一覧表👇
話は変わりますが、今はあまり聞かないけど昔はスイカに塩をかける習慣がありました。
もともとスイカは他のフルーツに比べるとそんなに甘くはありません、もちろん真っ赤に熟したスイカは糖分が多めですがほとんど水分だけあって完熟のメロンやぶどう、パイナップルに比べればそこそこ甘いくらいです。
そんなちょっと甘~いスイカに塩をかける事で甘さが引き立つんです。
因みに完熟の真っ赤なスイカに塩をかけると逆に甘さが抑えられてしまうので止めておいた方が良いみたいです。 (* ´艸`)
そしてスイカの皮も重要な食材になる事は皆さんもご存じだとは思いますが、管理人はスイカを購入する時は1個丸ごとではなくて半分になっているスイカを見てそこそこ実が赤くて皮の面がそこそこ厚いスイカを選ぶようにしています。
この皮の部分を丁度良い大きさにカットして浅漬けの素に漬けるときゅうりとはちょっと違う食感があり凄く美味しいです。
ポイントは先に赤身の部分をカットして、朝漬けの素に漬ける縁側の部分に少々赤身の部分が残るようにしたら美味しく頂けますよ。
是非みなさんも皮は捨てずに浅漬けの素に漬けて美味しくいただきましょう♪
もう一度言いますけど、くれぐれも黄色のスイカではなくて赤いスイカを選んでくださいね、栄養価が段違いですので。
以上今回はスイカについてお話しました、皆さんもスイカをダイエット食材にしてみてはいかがでしょうか。