キムチはヘルシーでダイエット向きな食材で乳酸菌やビタミン類が豊富

栄養満点なキムチ

焼肉店や居酒屋などでよく食べることが多いキムチなんですが、そのキムチは韓国が起源なのは皆さんもご存じだと思います。

昔は「朝鮮漬け」と呼ばれてた時代があり韓国からの輸入品は辛くてあまり日本人が好む物ではありませんでしたが、日本の食品会社が日本人の好みの味付けにした商品が発売されると一気に「キムチ」の名前と食品がメジャーになりました。

今はスーパーマーケットなどでもいろんな種類のキムチが販売されており、国産品から韓国産の輸入品まで沢山の種類があり、又「キムチの素」などを使って味付けに必要な材料が簡単にそろいますので、ご家庭でも簡単に作る事が可能になりました。

キムチと言えば白菜なんですが糖質量が低く又GI値やGL値も低くてダイエット向きな食材だというのは間違いありません。

その白菜を使った発酵食品であるキムチを今回は栄養面からダイエット向きなのかを検証していきたいと思います。

キムチの栄養素には美容効果もあります

白い皿にキムチがおいしそう
乳酸菌が豊富で栄養価が高いキムチ

キムチはおもに白菜、唐辛子、にんにくなどを材料にした発酵食品であり、もともと白菜などの野菜に塩づけにしたのを日本から持ち込まれた唐辛子によって辛み成分が追加された経緯があります。

又栄養効果も抜群でしかも発酵食品である為、乳酸菌が豊富に含まれているのが特徴になります。

キムチには乳酸菌が豊富で栄養満点

乳酸菌とは?

発酵によって糖から乳酸をつくる嫌気性の微生物の総称。腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整える。   (厚生労働省 e-ヘルスネット)

乳酸菌と言えばヨーグルトにも含まれているのですが、キムチなど発酵食品にも豊富に含まれています。

その乳酸菌は善玉菌なんですが主に腸内フローラに生息しており悪玉菌と日々戦い続けています。

 👇ヨーグルトなど腸内フローラについては👇

そして乳酸菌には多種多様で沢山の種類の乳酸菌が地球上に存在していてヨーグルトと必ずしも一緒の菌ではないようです。

キムチの乳酸菌は植物性の乳酸菌になります。

腸内フローラで悪玉菌が優勢になると私達の体には様々な悪影響が起きてきますが、そうならない為にも善玉菌を増やす必要があります。

腸内フローラには善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在します。

それぞれの菌のバランスがあって普通は善玉菌が20%、悪玉菌が10%、日和見菌が70%になります。

日和見菌とはどっちつかずの菌であり優柔不断な性質をもっており善玉菌がつねに良好に20%の値で推移していると悪玉菌が増殖しないように戦ってくれます。

しかし、健康管理を怠って悪玉菌が増殖しはじめると、日和見菌が今度は逆に悪玉菌側の味方になり始める性質をもっています。

こうなってくると体に様々な影響が起きてしまいますのでキムチの乳酸菌でぜひ腸内環境を整えていきましょう。

でもどうしたら良いのか? 

腸内フローラのバランスを崩さないで常に善玉菌に栄養や善玉菌の援軍を送る必要があります。

その為にはキムチなどに含まれる乳酸菌を摂取するのが手っ取り早いと思います。

キムチにはビタミン類、食物繊維が豊富でカプサイシン効果抜群

ビタミンや乳酸菌たっぷりのキムチ
ビタミン類も豊富なキムチ

キムチにはビタミンB群が豊富に含まれていますが、主に皮膚などの粘膜を健康的にする役目があり又糖質、たんぱく質、脂質などをエネルギーに変えたり代謝機能を促進してくれます。

筋肉トレーニングする方や血液などの健康にはとくにビタミンB6が必要になってきます。

その栄養素であるビタミンB群が多く含まれているのがキムチです。

ビタミンCも多く含まれており美容的にも効果が期待できます

他には食物繊維も大量に含まれており乳酸菌である善玉菌のエサになるのでキムチには善玉菌とその善玉菌のエサを同時に摂れる素晴らしい食材といえるのではないでしょうか。

辛み成分唐辛子にはカプサイシンが多く含まれており当然キムチにも多く含まれています。

そのカプサイシンの特徴は代謝機能を促進する事です、そして体の血行促進機能で冷えた体を温かくする効果もあるようです。

まだまだたくさん栄養素がありますがキムチの主な栄養素は上記の乳酸菌、ビタミン類、食物繊維、カプサイシンなどではないでしょうか。

【総評】キムチでダイエットするならキムチ鍋にするべき

あつあつのキムチ鍋で美味しそう
キムチ鍋の乳酸菌とカプサイシン効果で代謝量アップ!!

白菜のカロリーは100g中14kcalで低いですが、糖質量に至ってはたったの1.8gです。

GI値は22でGL値は0.36で単品の白菜100gだけでは食べてもそれ程太らないでしょう。

   👇GI値や、GL値については👇

キムチを作るときに使ういろんな味付けによる調味料などが糖質量を上げる原因になっているようです。

スーパーマーケットでは国産品や韓国産の輸入品などが売られてますが100g中のカロリーがおよそ50kcal前後でした。

容器に糖質量表示はなく炭水化物表示がほとんどでおよそ平均5g~8g位で販売されてました。

炭水化物表示だから食物繊維がその中に含まれているので糖質量はさらに少ないはずです。(炭水化物量-食物繊維量=糖質量)

ただ牛角のキムチだけが100g中炭水化物量が17g位あり甘いのでダイエット中の方は注意が必要になります。

キムチはご飯と相性が良いので何杯でもいけちゃいますよね。

でもダイエット中にご飯はやはり避けたいところなんですが、そんなダイエット中の方にはキムチ鍋で存分に白菜やその他の野菜、そして鶏肉などを入れて沢山いただきましょう。

ほとんど低糖質な食材なんで気にしなくても良いと思います。

以上今回はキムチについてお話しましたが、結論としては栄養価抜群のキムチはダイエット向きな食材だと思います。

もちろんご飯と一緒に食べるんではなくてキムチ単品かキムチ鍋としていただくのが最高のダイエット食材だと思います。

440種類以上のカロリーや糖質量、GI値、GL値の一覧表はこちらから👇

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